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コラム Vol.17 コーヒーブレイク:心構えの大切さ

いつもコラムをお読みいただき、ありがとうございます。以前、目標達成について書かせていただいた時に、私自身の資格取得を例に挙げました。今年の6月にCFPというファイナンシャルプランナーの上級資格試験を2科目受験し、どちらも合格することができました。この資格は全部で6科目あり、残すところあと1科目です。今年11月の受験で何とか取得できるように、引き続き勉強に励んでいる最中です。

CFP資格は、日本FP協会の紹介によると 「北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界24カ国・地域(2014年3月現在)で導入されている、『世界が認めるプロフェッショナルFPの証』」とされています。この表現はさすがに大げさな気がしますが、ファイナンシャルプランナーという仕事を続けていく上で、自分のスキルアップとお客様から安心してご相談いただくために、いつかは取得したいと考えていました。

現在、私が持っているAFP/2級FP技能士の資格を取得したのは2008年のことです。2009年に金融機関へ転職した後、CFP資格の取得を目指しましたがなかなか思うように合格できない年が続きました。今振り返ってみると、「勉強したい」というよりも「勉強しなければならない」という思いが強く、資格取得の先にあるはずの目的を見失っていました。その結果、試験には合格できず、モチベーションは下がり、記念受験を繰り返すという悪循環に陥っていました。

今は、フリーランスとしてお仕事をさせていただく中で、提供したいサービスが増え、自分の思い描く将来のビジョンが少しずつ見え始めたことで、積極的に資格取得に向き合えるようになりました。そして、このコラムで資格取得を公言したことで、言い訳のできない環境を作り、それが試験勉強のモチベーションにつながりました。時間の確保や、モチベーションを保つ工夫が必要な試験勉強も楽しいと感じることができたのです。このように、覚悟を決めて取り組んだ結果、無事合格できたのだと思います。

どうせ同じことをするのであれば、その過程は苦しいよりも楽しい方が良いですし、結果が自分の思い描いた通りであるに越したことはありません。何か新しいことにチャレンジしようと思ったときに一番大切なのは、計画でも、お金でもなく、心構えなのかもしれません。

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