前回のコラムでは、ライフデザインを考える上で役に立つプログラムのご紹介をさせていただきました。
ご自身のライフデザインを把握し、それに伴う目標やイベントを確認することで、自分だけのライフプランを持つことができます。 ライフプランが思い描けたら、ライフイベント表にまとめて、客観的に眺めてみることをお勧めします。
ライフイベント表の特徴は、将来のイベントを時系列で確認できる点にあります。 いつ、誰に、どんなイベントがあるかを一目で見ることができるため、イベントが重なる時期を確認するのに、とても便利です。
【ライフイベント表の記入方法】
- （1）縦軸にご家族の名前を、横軸に西暦と年齢を記入します。
- （2）イベントは、一時的なイベントと継続的なイベントを分けて記入することをお勧めします。 その理由は、一時的支出は、仮に貯蓄から賄うことができたとしても、継続的な支出はきちんとした資金計画が必要だからです。
- （3）イベントは、どうしても支出ばかりを記入しがちですが、上記の表で言えば、奥様の復職などは収入の予定として記入します。
- （4）それぞれのイベントの予算を記入します。
頭で考えているだけでは漠然としてしまうことも、こうして表にして眺めることで、より具体的に整理できるのではないでしょうか。 次のコラムでは、完成したライフイベント表の活用法についてお伝えします。
